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百舌谷さん逆上する@伸彦
全裸で寝るのがキツくなったかわりに、多少風呂に入らなくても平気な気がしてくるこの季節、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

おとなりのブログに比べてこっちは行儀がいいなぁと思ったのでぶち壊しにしてみたよ、伸彦です。いやしぶんけん製作日記だってこういうヒドさは持ち合わせてないと思いますけど。時候の挨拶は難しいですね。
とみ君が律儀にパスを教えてくれたので折角だからなんかレビューを書いてみようかと。つまり僕がここで如何なる珍言妄言を吐こうとも、「何故教えたし」的にとみの責任になるワケですね。気分を害された方はとみをジト目で見ましょう。そして耐えかねたとみが僕を刺すという形でピタゴラスイッチが完成します。めでたしめでたし。

ちょっとおとなり佐々くんの立て板ウォーターなトークに微細な嫉妬を感じたので張り合ってみる自分が情けないね。五年生が一年生にムキになっちゃダメだゾ♪

そうだ、レビューがしたいんだった。最近はサンデーが脳内で熱いので、『はじめてのあく』らへんを紹介しようかなと思ったけれど、たぶん陸野くんがやりたがってると思うので遠慮しときましょう。

今名前が出た『はじめてのあく』を含め、昨今のマンガ界隈には「如何にして他者とコミュニケーションを成立させるか」というテーマを基底に持つものが少なくありません。まぁぶっちゃけある程度真面目に青春や恋愛を書こうとすると必然的に拾わざるを得ない話題ではあるんですが、いちエッセンスではなくテーマのレベルで扱う作品が増えてるのは傾向として認めていいんじゃないかと思います。みんな大好き(異論は認めない)アフタヌーンにおいては、『友達100人できるかな』や『ハックス!』、多少強引なところで『ぢごぷり』なんかもカウントしてよいかと。(俺はマンガに詳しいぜみたいな威嚇をするとか本当に大人気ないねこいつ。)

んで今回紹介するのは「ツンデレは病気」というはっちゃけたコンセプトで話題騒然の『百舌谷さん逆上する』です。
軽くあらすじめいた要約をしてみます。
主人公の少女、百舌谷小音(もずや こと)は「ヨーゼフ・ツンデレ博士型双極性パーソナリティ障害」、いわゆるツンデレである。ツンデレは、他者への好意や親愛の情を、自己の意思に反した攻撃的な言動でしか表現できないという性質を持つ。
ツンデレの発症を恐れる百舌谷さんは他者とのコミュニケーションを上手くとることができず、そのために全ての「他者」を見放し絶望している。そんな百舌谷さんと、彼女をとりまく人々の間には様々な事件や衝突が頻発し……。

みたいな感じ。ツンデレ少女と愉快な仲間達のようなものを想像して読むと全力で皮肉られます。その皮肉も小学生が手前勝手に絶望してるだけなので痛し痒しな程度ですが、心当たりのある人にはかなりアイタタな形で琴線をかき鳴らします。「そんな簡単に仲良しこよしできると思ってんじゃねーぞてめーら馴れ合いとかマジキモイ」とか考えがちな中二病気味がいっそ小気味いい。

基本的に物語を形作るのは百舌谷さんのそういう中二成分交えたヒネクレによる衝突がメインです。ツンデレの症状というか振る舞い自体をテーマにしているというよりは、他者と満足に関われないことの孤独や哀しさがテーマになっているんですね。

基本的にはコメディタッチでドタバタ愉快なんですが、ふとした瞬間に顔をのぞかせるツンデレの哀切と、百舌谷さんの過剰なドSぶりにはときめかざるを得ません。とりあえずドMの自覚がある人はみんな読んだほうがいいと思います。

ドMの人は読んだ方がいいと思います。(大事なry

いまだ連載中の本作ですが、既刊はゼンブ部室にあるので、是非手にとっていただきたい。そして僕とドM論議を交わしていただきたい。

……締める言葉が見当たりませぬ。僕はトークを終わらせるのが苦手なのです。
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コメント
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No title
記事冒頭のピタゴラスイッチのくだりから
発せられる卑屈感が半端無い辺り、
さすがの伸彦先輩ですね!


他者とのコミュニケーションというテーマ。
ちょっと気になったので読んでみますー。

>ドM
酒の席で「Sと見せかけて実はMっぽい気がする」と、なんとなくで言われ→
それ以降散々毒舌を食らい→家帰ってからガチ凹み
そんな去年を思い出しました。あは、ははは。
2009/10/12(月) 01:59:12 | URL | とみ #93VskEUY [ 編集 ]
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